21世紀の20年、過去現在未来 アイスクリーム流通新聞20周年

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  今年は2021年。21世紀になってから20年が経ちました。 アイスクリーム流通新聞は2001年4月の創刊なので20周年です。 記念の輝かしい年になるはずですが、世界も日本も新型コロナウイルス禍が収まらず、ウイズコロナの状態が続いています。 20世紀は戦争の時代。武器、弾薬、情報の進化があり、人種、民族、宗教、階層、性別等による差別、弾圧、殺戮の時代でもありました。 21世紀は、融和と共栄、友愛の時代になることが期待されていましたが。現実世界は理想とはズレが出てしまいます。 21世紀を振り返ってみると次のように纏めることが出来ます。
▽2001年 アメリカ同時多発テロが起こり、テロとの戦いで21世紀は始まった。日本では小泉政権スタート。アイスクリーム業界では雪印乳業とロッテ冷菓が業務提携。日本アイスクリーム流通新聞創刊。
▽2002年 ロッテと雪印乳業の共同出資会社ロッテスノー発足。
▽2003年 イラク戦争開戦。日本一のアイスクリーム問屋藤三商会が破綻。
▽2004年 鳥インフルエンザがアジアで流行。カネボウグループは産業再生機構に支援を要請、カネボウフーズの冷菓事業は継続。
▽2005年 ロンドン地下鉄同時爆破テロ発生。
▽2006年 日本では第1時安倍内閣発足。商社系食品卸の大競争時代に突入。
▽2007年 iPhone発売。カネボウフーズがクラシエフーズに社名変更。
▽2008年 世界金融危機(リーマン・ショック)起こる。ロッテ冷菓とロッテスノーが合併、ロッテスノーとしてスタート。
▽2009年 アメリカでオバマ大統領就任。日本では民主党政権誕生。
▽2010年 ギリシャが財政危機に陥る。赤城乳業の本庄千本さくら5S工場が竣工、年間8万klを生産。
▽2011年 東日本大震災及び原発メルトダウン。明治乳業と明治製菓は明治とMeijiSeikaファルマに再編。 
▽2012年 第2次安倍内閣発足。
▽2013年 世界人口が70億人を突破。
▽2014年 イスラム過激派組織ISILが勢力を伸ばし、シリア、イラクの地域情勢が深刻化。
▽2015年 パリ同時多発テロ起こる。主要メーカーが商品値上げ。
▽2016年 熊本大地震発生。冬アイスブーム到来。
▽2017年 アメリカでトランプ大統領誕生。
▽2018年 日本は最強の猛暑到来。埼玉県熊谷は気温41・1℃を記録、全国観測史上1位を更新。
▽2019年 平成天皇譲位で新天皇即位、元号が令和となる。主要メーカーの多くが値上げに踏み切る。
▽2020年 新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患が世界的大流行。2021年3月現在で全世界の患者数は1億人を超え、死者数も200万人以上で甚大被災となっている。巣ごもり消費でマルチパックとホームタイプが人気。
▽2021年 東京五輪開催予定。ウイズコロナからウイズアウトコロナへと進む予定である。「元気」と「味わい満足」「心の満足」をアピールする商材が活発化する予定。
 21世紀の20年、過去現在は目まぐるしく変化変貌変質していきました。ウイズコロナの中で、生活環境、行動様式、生活のカタチ、食と嗜好食品の在り方などが変っていきました。 在宅ワーク、自粛生活が続いているため、人々の日々の購買行動が変化変質です。ドラッグストアとスーパーマーケットが好調で、コンビエンスストアが苦戦、デパートも厳しい情勢です。また、ウエブでの購入頻度も急増していて、売れる商材も変化変質しています。
 コロナ禍による家庭内滞留時間をどう使うか、何をするかという選択肢が私たちに各自の覚悟を突き付けているのです。
  引き続き皆さまのご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社アイスクリーム流通新聞社
代表取締役社長 松本元治
2021年